感染急拡大の台湾、日本がワクチン提供も米国や中国に打ちに行く人が激増―独メディア

Record China    2021年6月8日(火) 21時20分

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独メディアのドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは7日、新型コロナウイルスの感染が急速に広がった台湾で米国や中国にワクチンを打ちに行く人が激増していると報じた。写真は台湾桃園国際空港。

独メディアのドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは7日、新型コロナウイルスの感染が急速に広がった台湾で、米国や中国にワクチンを打ちに行く人が激増していると報じた。

日本は今月4日、台湾に新型コロナワクチン124万回分を送り、米国も6日に75万回分の提供を発表した。記事は日米のこうした動きに言及した上で、台湾は依然、深刻なワクチン不足に陥っていると説明。優先順位の問題もあって多くの人は接種まで時間がかかるとみており、経済的条件を備えた家庭が海外での接種を計画するケースも少なくないという。

記事によると、台湾メディアは桃園国際空港の混雑ぶりや航空会社が「最近、米国に向かう人が増えている」としたことを伝えた他、長栄航空(エバー航空)が需要に対応するためにロサンゼルス便を増便したことを紹介。また、台湾のある識者は「実際には渡米する人より中国に向かう人の方が多く、台湾の企業家以外にワクチン接種を目的とする搭乗客も少なくない」と指摘した。

記事は、これまでに中国のシノファーム製とシノバック製の二つのワクチンが世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに入っていることも伝えている。(翻訳・編集/野谷

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