出前アプリのレビューにセクハラ発言?韓国のトンカツ店に批判殺到「ふざけてる」「冗談ではない」

Record China    2021年6月12日(土) 12時30分

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韓国のトンカツ店の店主がフードデリバリーアプリのレビューに返信したコメントが、「不快だ」として物議を醸している。写真は実際のレビュー。

韓国のトンカツ店の店主がフードデリバリーアプリのレビューに返信したコメントが、「不快だ」として物議を醸している。10日、韓国メディア・マネートゥデイが伝えた。

記事によると9日、あるオンラインコミュニティーに「見るだけで鳥肌が立つ『配達の民族』トンカツ店の返信」というタイトルの文章と共に、トンカツ店のレビュー内容が投稿された。

まず利用客はこの店でカレートンカツを注文した後、アプリで五つ星評価を付け、「すごくおいしい」「コスパもいい」「これからも頻繁に注文したい」とのコメントを投稿。すると店主は「『頻繁に』という言葉にすでにドキドキしている」と喜び、「私の好きな言葉は『おいしいです』『頻繁に注文します』『また注文します』だけど、一番好きなのは『お兄さん、私は一人暮らしですよ』だ」と、笑顔の絵文字と共に書き込んだ。

このレビューが公開されると、ネットユーザーからは「店主のコメントは度を超えている」とする意見が殺到。「お兄さん、私は一人暮らしですよ」というフレーズが、一部の男性たちに「一人暮らしの女性となら簡単にみだらな時間を過ごせる」という意味で認識されているからだという。また、フードデリバリーの特性上、店主は客の家の住所を知っている可能性が高いため、「不快感どころか客に恐怖感を与える」という指摘も上がった。

実際に返信を見た客が不快感を抱いた場合は、法的処罰の対象になる可能性もあるといい、弁護士のチョ・セヒさんは「身体的接触がない場合、セクハラとして処罰するのは難しい」としつつも、「フードデリバリーアプリのレビューは公然性が成立するため、当事者が不快感を抱いたなら侮辱罪に該当する」と説明している。

これに対し「配信の民族」は「不適切なコメントとして通報が受理されれば、当該店に再発防止を約束させるなどの制裁措置を取るつもりだ」と語っているという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「記事になるということは、それだけ多くの人が『ふざけたコメントだ』『セクハラだ』と感じたということ」「こういうコメントを冗談だと思える時点でおかしい」「男からみてもまずい発言だな。なぜわざわざそんなアピールを?」「余計なことを言って無駄に批判を買ってる」「お客相手に1人でどこまで妄想してるの?」「こんな人の作った料理は食べたくない」など、批判的なコメントが相次いでいる。(翻訳・編集/丸山

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