Record China 2021年6月14日(月) 13時20分
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11日、韓国・ヘラルド経済は、英海軍中将が韓国の軽空母導入について「政治的にも軍事的にも影響力が増大する」と期待を示したと伝えた。写真は航空母艦。
2021年6月11日、韓国・ヘラルド経済は、英海軍中将が韓国の軽空母導入について「政治的にも軍事的にも影響力が増大する」と期待を示したと伝えた。
記事によると、英海軍艦隊司令官のジェリー・キッド中将は、釜山で開かれた「国際海洋防衛産業展(MADEX)2021」に出席するために韓国を訪れた。英最新鋭空母クイーンエリザベス(6万5000トン級)の初代艦長を務めたこともある人物だという。
キッド中将は、インタビューに対し「国際舞台で影響力を発揮する上で空母は格別な意味を持つ」と述べた。世界各国の空母導入競争の激化を見込み、「空母は軍事的にも政治的にも非常に大きな意味を持つ」とも述べたという。
韓国の軽空母導入計画についても、「空母保有を通じて海軍力を強調することで、同盟国をはじめ国際社会に対し、韓国が世界平和や地域平和のために投資する準備ができていると示すことができる」と評価したという。
さらに「クイーン・エリザベスは9月ごろに韓国入港を計画している。今回の航海は英国が世界各国との協力を強化しようと進められている」と紹介するなど、空母を中心とした英韓の協力に対する期待感も示したという。
これを受け、韓国のネット上では「日中を警戒するためにも絶対(空母を)導入して」「強い海軍を持って東アジアの平和と世界平和に寄与しよう」「英国は韓国に東アジアの中核国家として役割を期待している。空母協力だけでなく全面的に協力した方がいい」など空母導入を支持する声が上がる一方で、「導入したら維持費はどうするの?」「独自の作戦遂行能力もない海軍強化の支援艦にすぎない」「平和に役に立つかもしれないけど、戦争が勃発したら速攻ミサイルで沈没しそう」など不安を示す声も見られる。
その他に「英国は自国の技術を売りに来たのでは」「かつて日本と同盟国だった国。あまり信用しない方がいい」と警鐘を鳴らすコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)
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