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自動車業界に100年来の大変革、中国は周辺分野の整備でも有利―香港・亜洲週刊編集長

亜洲週刊    2021年6月15日(火) 5時20分

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香港メディアの亜洲週刊の邱立本編集長が、自動車を巡る世界的な動きと中国が占めることになるであろう地位について論じた文章を発表した。写真は中国企業BYDのEVコンセプトカー「ドリーム」。

香港メディアの亜洲週刊の邱立本編集長はこのほど、自動車をめぐる世界的な動きと中国が獲得するであろう地位について論じる文章を発表した。以下は、同文章の日本語訳。

自動車工業は今まさに、引き返すことのできない滑走路に乗り入れようとしている。フォードがモデルTを世に出したのは1908年だった。内燃機関を代表とする動力システムを持つ自動車は、すでに100年以上も走り続けている。それは、人類の生活方式を変え、現代人の活動半径を伸ばす長い道のりだった。しかし2021年に至り、電動自動車(EV)が新たな滑走路を切り開くことになった。そして自動車をめぐってまざまな分野の「ゲームの規則」が変更されることになった。

「EVを運転したら、ガソリン車に戻るのは難しい」と述べるEVのオーナーは多い。EVは加速性に優れ、スマート化やビッグデータとも結びついている。EVは運転者に全く新たな体験をもたらすだけでなく、自動車そのものが進む道を新たな次元に導くことになった。

最も魅力的なのは、EVが自動運転への道を歩んでいることだ。将来は、EVを購入すれば永遠に不平を言わない運転手を雇ったも同然になるだろう。苦労を厭わず24時間待機してくれ、希望する場所まで送り届けてくれる運転手だ。

EVは、人工知能が本領を発揮する分野でもある。現在すでに、一部ブランドのEVは「自動運転」の機能を備えている。関連法規と道路の整備は途上だが、今後10年以内に、自動運転はEVに標準装備されることになると予想されている。

大きな歴史の流れからすれば、中国はEV革命の先頭を走っている。なぜなら、伝統的な自動車産業では、すでに群雄が山々の頂きを占拠しているからだ。ドイツや米国、日本は長期に渡り技術を蓄積し、製造のレベルで古きを排して新しきを導入してきた。中国は自動車新興国であり、追随して走ってはいるが、後塵を拝して遠くおよばない。しかしEV業界では、ゲームの規則が全く新しくなる。皆が同じスタートラインから走り始めるため、中国は他を追い抜いて前進することができる。

中国は実際には、早くから自動車産業の変革のための準備をしてきた。過去20年から30年に渡り、中国は高速道路を急速に建設し続けてきた。2019年には、中国の高速道路の総延長は14万キロ以上に達し、米国の8万キロ余りを抜いた。中国人は「道が通じれば財に通じる」と信じている。「インフラ建設魔」の情熱があったからこそ、自動車業界に中国式の「スピードと情熱」がもたらされることになった。

もちろん、中国は自動車の生産大国でもある。2020年における中国での自動車生産と販売台数はいずれも2500万台を超え、世界第1位だった。中国の自動車生産の多くは外国ブランドによるものであり、合弁会社によるものであることも、もちろんだ。これは、開放に伴って始まった中国の「生態系」でもある。中国は世界最先端の技術と販売モデルを取り入れ、世界最大規模の台数の自動車を高速道路に向かわせた。それは壮大な光景となった。

EV時代となった今、中国の自動車産業は追い越し車線に入ることができる。より多くのオリジナル技術を有し、全く新しいビジョンに向かって進むことができる。さらに、人工知能、5G、IoT(モノのインターネット)における強みと結びつけることもできる。「北斗」による衛星ナビゲーションを加えることで米国のGPSの制約を受けなくなり、ビッグデータ情報の安全性も確保できる。これは、全地球における自動車業界の新たな1ページだ。フォードが100年以上かかっても、予想だにしていなかった新たな旅の道でもある。(翻訳・編集/如月隼人

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