Record China 2021年6月18日(金) 8時50分
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14日、韓国・毎日経済は「韓国人が40年で50億個食べた…一体どんなラーメンなのか」との見出しで、韓国のカップ麵事情を伝えた。写真は農心のカップ麵。
2021年6月14日、韓国・毎日経済は「韓国人が40年で50億個食べた…一体どんなラーメンなのか」との見出しで、韓国のカップ麵事情を伝えた。
記事によると、韓国の食品大手・農心(ノンシム)の「ユッケジャンサバル麺」と「キムチサバル麺」が、昨年末時点で累積販売量50億個を突破した。これは全国民が100個ずつ食べた計算になるという。
農心によると、昨年この2商品の売り上げは計1240億ウォン(約121億5340万円)で、10年の660億ウォン(約64億6900万円)に比べ2倍近く成長した。特にユッケジャンサバル麺は、11年にカップ麺市場1位(視聴率調査会社ニールセンコリア調べ)になって以来、不動の地位を築いてきたという。
人気の理由として、農心は昨今のキャンプ人口の増加を挙げたという。韓国統計庁によると、韓国内のキャンプ人口は19年に約600万人と、10年前に比べて10倍ほど増加。最近では700万人を突破したと推算されている。また、農心とソウル大学消費トレンド分析センターが19年から昨年までの2年間にわたりSNSのイメージビックデータを調査した結果からも、野外活動で最も人気の高いラーメンとしてこの2商品が選ばれていた。刺激の強くない香ばしい味であることから、気軽に家族で食べられること、キンパ(韓国風のり巻き)など他の食べ物に合うことなどが評価されたという。
農心がカップ麺を発売したのは1981年。韓国でカップ麺があまり知られていなかった時代に、日本で販売されているカップタイプとは差別化させたタイプの「サバル(鉢、どんぶり)麺」を発売した。以降82年には「ユッケジャンサバル麺」を、86年には「キムチサバル麺」を発売し、カップ麺市場を開拓した、と記事は伝えている。
これを受け、韓国のネット上では「安い割においしいから売れたのだろう。野外で食べるおいしさは他のカップ麺の比にならない」とおいしさに賛同の声が上がるも、「容器さえ変わったら100点満点なのに残念」「いつも熱いお湯を注ぐと容器が溶けるのではないか心配になる」「それだけ多くの人から愛されたのなら、環境にやさしい容器に変えたら?」「(発泡スチロールではなく)紙の容器に変えた方がいい」など容器の材質改善を求める意見も少なくない。その他「俺が食べてなかったら49億9999万9000個だったはず」とユニークな「サバル麺愛」を寄せるユーザーも見られた。(翻訳・編集/松村)
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