Record China 2021年6月15日(火) 18時20分
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中国紙・環球時報は14日、英国で開催されたG7サミットにゲストとして参加した韓国について、「興奮するとともに不安にもなっている」とする記事を掲載した。写真は韓国大統領府Facebookアカウントより。
中国紙・環球時報(電子版)は14日、英国で開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)にゲストとして参加した韓国について、「興奮するとともに不安にもなっている」とする記事を掲載した。
記事はまず、「興奮」について、韓国大統領府の朴洙賢(パク・スヒョン)国民疎通首席秘書官が14日のテレビ番組で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領のG7サミット出席について、「韓国が事実上、G8に位置付けられたとの国際的な評価が出ている」「今回のG7サミットに招待された4カ国のうち、インド、オーストラリア、南アフリカ共和国は議長国の英国と関係がある英連邦諸国のため、韓国が事実上唯一の招待国であり、2年連続でG7サミットに招待された」と述べたことを取り上げた。
また、韓国の元首相で与党「共に民主党」前代表の李洛淵(イ・ナギョン)氏がSNSへの投稿で、「文大統領は、国際社会を主導するG7首脳らと肩を並べた」とし、「G8を超えてG5に成長する韓国」に期待を寄せたことも取り上げた。
「不安」に関しては、「最大の隣国である中国から疑われるのを心配している」と指摘。韓国など招待国4カ国も署名した「開かれた社会の声明」が中国を狙っているとの見方が出ていることについて、G7サミットを準備してきた韓国政府関係者が13日、政府専用機内で記者団に「特定の国を狙う内容はまったくない」と説明したこと、韓国の崔鍾文(チェ・ジョンムン)外交部第2次官も14日、G7と招待国との会議では中国問題に関する議論はなかったと述べたことなどを伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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