【CRI時評】宇宙における中国の新たな家は人類に幸福をもたらすことを目指す

CRI online    2021年6月18日(金) 12時30分

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北京時間17日午前9時頃(日本時間午前10時頃)に打ち上げられた、宇宙飛行士3人が乗り込んだ神舟12号は、順調に宇宙に送り出された。

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北京時間17日午前9時頃(日本時間午前10時頃)に打ち上げられた、宇宙飛行士3人が乗り込んだ神舟12号は、順調に宇宙に送り出された。中国の宇宙ステーションのコアモジュールである天和は、初めての滞在者を迎えることになった。多くの外国メディアが次々に、同件は「歴史的ミッション」であり、「中国は宇宙分野においての日増しに増大する自信と能力を改めて示した」と報じ、論評した。

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今回の飛行ミッションは、中国が宇宙ステーション全体を構築する上での鍵となる部分だ。主要な内容は、軌道上における宇宙飛行士の長期滞在の検証、宇宙空間での物資補給、船外活動などの、宇宙ステーションの建造と運営についての鍵となる技術部分だ。中国の宇宙飛行士の目標は「宇宙に新しい家を建てて使えるようにする」ことだ。

計画によれば、中国は2022年に軌道上の宇宙ステーションを完成させ、国家宇宙実験室を構築する。中国はその後、宇宙ステーションの機能拡張、宇宙科学への応用、国内外の宇宙飛行士による共同飛行、技術成果の転用などの分野で、より広範囲で踏み込んだ国際協力を展開する予定だ。

このことを実現するために、中国は誠意を込めて対応するための技術面の準備をしている。例えば、宇宙ステーションのコアモジュールと実験モジュールの科学キャビネットにはいずれも、標準化された取り付けポートが配置されており、各種の科学実験についての国際協力の能力が備えられている。現在までに中国と国連宇宙局は、17カ国と9件の協力実験プロジェクトを選抜しており、今後には第2期の協力機会の発表も予定されている。

これらの措置はいずれも一つの目標を指向している。中国の宇宙ステーションを人類に幸福をもたらすための宇宙実験室として建設し、宇宙科学や生命科学、さらにその他の分野を喚起することで、中国が人類による宇宙の神秘の探求と宇宙の平和利用に貢献することだ。

中国と外国の宇宙飛行士が近い将来、中国の宇宙ステーションでの飛行に共同で参加することが予想される。中国の宇宙における新しい家は世界に何をもたらすのか。事実が最良の答えとなる。(CRI論説員)

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