「入試問題ダサい」、作家・韓寒氏が痛烈に教育批判―中国

Record China    2007年6月12日(火) 13時32分

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ニューウェーブの旗手と称される作家の韓寒氏が自身のブログで、入試問題に出た作文のテーマ「春雨」「回想」「天空」などがダサくて愚かだとこき下ろし、教育体制を痛烈に批判した。

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全国で大学入試が終わった中国で、人気作家がブログに書いた試験批判が話題になっている。ニューウェーブの旗手と称される作家の韓寒氏は自身のブログで、入試問題に出た作文のテーマ「春雨」「回想」「天空」などがダサくて愚かだとこき下ろし、自由な発想の作文を書かせたいなら、陳腐なテーマを与えるな、とコメントした。

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さらに、愚民教育がくだらない問題に迎合する人間を育て、りっぱな社会主義体制の跡継ぎを作り出している、と批判は中国の教育制度にまで及んだ。***

同氏は高校一年生の時に全国作文コンクールで優勝、17歳で受験と恋をテーマに書いた自伝的小説『三重門』(邦題『上海ビート』)がベストセラーになるなど、ニューウェーブ作家として若者から支持を得ている。また歌手デビューを果たし、F1レーサーに挑戦するなど、活動の幅を広げている。しかし自身は高校を留年し、大学には行っていない。

同氏は「大学なんて時間の無駄。他人は落ちこぼれのやっかみだと私を非難するが、自分の好きなことにまい進して何が悪い?大学に行ったかどうかは関係ない」と断言した。(翻訳・編集/WF)

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