Record China 2021年6月21日(月) 20時20分
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18日、韓国・朝鮮日報は、米国の有名オーディション番組で、韓国のテコンドーチームが注目を浴びていると伝えた。資料写真。
2021年6月18日、韓国・朝鮮日報は、米国の有名オーディション番組で、韓国のテコンドーチームが注目を浴びていると伝えた。
記事によると、世界テコンドー連盟(WT)の師範団が、15日に米NBCの人気オーディション番組『アメリカズ・ゴッド・タレント』の予選に出演した。師範団は最優秀4チームにのみ与えられる「ゴールデン・ブザー」を獲得し、本選の準々決勝への進出が決まった。
放送の様子は、16日にユーチューブに掲載され、2日間で500万を超える視聴回数を記録した。計3分30秒のパフォーマンスで、群舞や飛び蹴りなど、テコンドーのさまざまな技が披露された。終了後も傍聴席からはしばらく歓声が止まず、 審査委員も全員立ち上がって拍手を送ったという。
今回のパフォーマンスは、2020年1月のイタリア巡回公演中に出演した『イタリアズ・ゴット・タレント』を見た米制作陣の要請で実現した。師範団は当時も「ゴールデン・ブザー」を受賞していたという。
決勝戦は今年9月に行われる予定で、優勝チームには100万ドル(約1億円)の賞金が授与されるという。
これを受け、韓国のネット上では「かっこいい。まさに芸術」「韓国人がこれだけ感動したということは、欧米はもっとかっこよく感じたに違いない」「韓国が誇らしい」など感動するユーザーが多く、「さすが韓国のテコンドー。日本の空手や中国のカンフーよりいい」「そのうち中国が『テコンドーは中国のもの』とか言い出すのでは(キムチやチマチョゴリの起源問題が物議を醸している)」など日中と比較したコメントも寄せられている。
その他、「テコンドーはすごいけど、実際には道場を運営する館長や師範の中にはなっていない人も多い。音楽テコンドーとか言って子どもたちにダンスを教えるような、テコンドーの品格を落としている人もいる」と韓国内のテコンドーの現状を指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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