人間の寿命の限界は150歳、米国・シンガポールの最新共同研究―中国メディア

人民網日本語版    2021年6月27日(日) 5時10分

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1950年には47歳だった世界の平均寿命は現在、73歳にまで伸びている。そのため、「人間の寿命の限界は一体何歳なのだろう?」と考える人も少なくないだろう。

世界最高齢としてギネス世界記録に認定されている日本人女性・田中力子さんは今年1月2日に118歳の誕生日を迎えた。1950年には47歳だった世界の平均寿命は現在、73歳にまで伸びている。そのため、「人間の寿命の限界は一体何歳なのだろう?」と考える人も少なくないだろう。北京日報が伝えた。

米ロズウェルパーク癌研究所とシンガポールのバイオテクノロジー会社の研究チームが米国英国ロシアに住む54万4398人の被験者を対象に実施した最新の共同研究によると、人間の寿命は120歳以上まで達することが可能で、その限界は150歳であることが分かった。

研究チームは、被験者の血液サンプル、医療データを分析し、人間の老化のペースを知る新しい新指標・動的生体状態指標を発見した。

研究によると、人間の寿命は2つの要素と関係がある。1つは生物学上の年齢、もう一つは回復力だ。ティモシー・ピルコフ博士によると、「120歳から150歳に達すると、人間の回復力は完全に消失するため、寿命の限界はそこまでということになる。医療技術が進歩し、関連のバイオテクノロジーが発展するにつれて、人間の寿命はどんどん限界である150歳に近づいていくことになるだろう」との見方を示している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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