中国「レアアースの都」で進められる新政策―中国メディア

Record China    2021年7月3日(土) 8時20分

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30日、中国新聞網は、中国の「レアアースの都」でレアアース材料の発展を促す新政策が発表されたと報じた。写真は内モンゴル自治区の包頭。

2021年6月30日、中国新聞網は、中国の「レアアースの都」でレアアース材料の発展を促す新政策が発表されたと報じた。

記事によると、「中国のレアアースの都」と称され、世界最大のレアアース研究開発、応用拠点を持つ内モンゴル自治区包頭市政府が6月30日、「レアアース新材料および応用産業の発展を促進する助成政策」など2つのレアアース産業関連政策文書を発表した。文書では、固定資産投資が10億元、外資では1億5000万米ドル以上、または年間納税額が5000万元以上である、世界のトップ500企業、中国のトップ100企業、業界のリーディングカンパニー、中央企業の直接投資によるレアアース関連の重大プロジェクトに対して優遇措置を取ることが盛り込まれているという。

また、これらの企業に対し、レアアース新材料応用産業プロジェクト用地の優先的な保障を提供するほか、企業が要件を満たしたプロジェクトのために用地を購入して工場を建設する場合に、工場の建築面積に基づいて補助を与えること、現地で登記し、生産や販売、納税を行っているレアアース関連企業に対し、現地のプロジェクトに用いる融資の利息を20%優遇すること、原料供給、電力価格、納税などの面でも一連の優遇政策、インセンティブ政策を採用することなども記されているという。(翻訳・編集/川尻

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