Record China 2021年7月3日(土) 19時20分
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1日、韓国・ニュース1は「韓国では『リベンジ消費』によりブランド品が飛ぶように売れており、新たな風習も生まれている」と伝えた。写真はロッテワールド。
2021年7月1日、韓国・ニュース1は「韓国では『リベンジ消費』によりブランド品が飛ぶように売れており、新たな風習も生まれている」と伝えた。
記事によると、6月の最終日、シャネルの売り場の前には明け方から緑色のゼッケンベストを着用した人が大勢集まっていた。彼らはある並び代行会社の職員で、ゼッケンには「○○様のアバターです。9時30分に交代します」と書かれていたという。
最近はコロナ自粛の反動で「リベンジ消費」が活発化しており、平日でも明け方から並んで整理券をもらわなければ目当ての商品を買うことができない。忙しい会社員や、ブランド品はほしいが並ぶのが嫌いな人たちが主にこの「アバターサービス」を利用しているという。
この会社が並び代行を始めたのは6月1日で、事業開始の知らせをSNS上に掲載したところすぐに依頼が殺到したという。計5カ所のデパートや売り場を指定し、待機手数料をもらって職員を現場に派遣するというシステムで、料金は午前6時から9時30分までは5万ウォン(約5000円)、7時からだと4万ウォン(約4000円)。もっと早い時間からの場合は1時間当たり1万ウォン(約1000円)の追加料金が発生するという。同社代表は「シャネルの価格引き上げのうわさが広まり始めたときは午前1~2時から並んで10万ウォン(約1万円)稼いだこともある」と話した。依頼者は目当ての商品が買えなかったとしても料金を支払うことになるという。
また、依頼者は女性より男性が多い。同社代表は「結婚記念品やプロポーズのためにブランドバッグを用意する男性が多い。客の70%が男性だ」と説明したという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「面白い」「おかしな世の中だな」と驚く声や、「外国企業のいいカモだね」「だからシャネルが調子に乗るんだ」「お金が有り余っているようだ」「放っておこうよ。雇用が生まれるからいいじゃん」とややあきれた様子の声が寄せられている。
その他、「カバンよりその職がうらやましい」「本当の金持ちは列に並んで買ったりしない」「VIPは並ばずに買うのに悔しくない?」「今後、シャネルのカバンを持っている人を見る目が変わりそう」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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