anomado 2021年7月4日(日) 21時30分
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中国共産党の創設100周年を記念する映画「1921」が1日から公開をスタートし、2日間で興行収入が2億元(約34億円)を突破する人気となっている。
映画「1921」は1921年の上海を舞台に、全国から志を持って集まった平均年齢28歳、13人の若者たちにスポットを当て、同年7月23日の中国共産党の第1回党大会で建党に至る過程を追ったストーリー。ホアン・シュエン(黄軒)、ニー・ニー(倪[女尼])、チェン・クン(陳坤)、リウ・ハオラン(劉昊然)、ワン・ジュンカイ(王俊凱)、オウ・ハオ(欧豪)、リー・チェン(李晨)など豪華キャストも話題の作品となっている。
先月30日、上映前日に前売り券の売り上げが1億元(約17億円)を突破していた「1921」だが、封切り後も順調に数字を伸ばし、興行収入は2日夜に2億元を突破。公開中の映画ランキングで初登場1位となり、現在の興行収入総額に占めるシェアは44%となっている。
また、同じく1日から公開され、1921年~1927年の中国共産党の流れを描く映画「革命者」も人気を集め、現在の映画ランキングでは「1921」に次ぐ2位となっている。
今後も愛国映画の公開が続く予定で、今月9日からはコロナ禍との闘いを描く「中国医生」が公開予定。19年の映画「中国機長」(「フライト・キャプテン 高度1万メートル、奇跡の実話」)と同じくアンドリュー・ラウ(劉偉強)監督、チャン・ハンユー(張涵予)の主演作となる。
さらに、チャン・イーモウ(張芸謀)とチャン・モー(張末)親子の共同監督作品として注目の「狙撃手」が、今月30日から公開予定。このほど「中国映画で過去最高の制作費」と海外メディアが報じた「長津湖」については、国慶節(建国記念日)を迎える10月公開が予想されており、こちらはチェン・カイコー(陳凱歌)、ツイ・ハーク(徐克)、ダンテ・ラム(林超賢)と3人の監督が担当する超大作となっている。(Mathilda)
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