有人宇宙船「神舟12号」、初の船外活動が無事成功―中国

人民網日本語版    2021年7月6日(火) 8時50分

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約7時間の船外活動を経て、有人宇宙船「神舟12号」の乗組員が緊密に連携し、北京時間4日午後2時57分に船外活動期間中に予定されていたすべての任務を遂行し、宇宙飛行士がコアモジュール「天和」に帰還した。

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北京時間4日、有人宇宙船「神舟12号」の乗組員による船外活動が行われた。活動は約7時間にわたって行われ、午後2時57分、今回の船外活動で予定されていたすべての任務を完了し、宇宙飛行士の劉伯明(リウ・ボーミン)氏、湯洪波(タン・ホンボー)氏が安全にコアモジュール「天和」に帰還した。これは中国の宇宙ステーション段階の宇宙飛行士による初の船外活動の無事成功を示している。これは、2008年の神舟7号有人飛行任務に続き、中国の宇宙飛行士が再び船外活動を実施したものとなり、中国の宇宙ステーション段階において実施された初の船外活動でもある。

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今回の船外活動では、宇宙と地球の力強い連携、船内・船外の緊密な協力により、船外活動の関連設備の組立、フルパノラマカメラの高さ調整といった任務を完了した。中国の次世代船外宇宙服の機能と性能、宇宙飛行士とロボットアームの協同作業能力、船外活動関連のサポート設備の信頼性と安全性を初めて検証し、宇宙ステーションの今後の船外活動の順調な実施に向け重要な基礎を固めた。

神舟12号の乗組員は6月17日に天和に滞在してから、計画に基づき各種作業を展開している。宇宙飛行士3人の現在のコンディションは良好で、今後の軌道上周回期間中にもう1回の船外活動を予定している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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