Record China 2021年7月6日(火) 10時20分
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5日、韓国・世界日報は「金曜の夜、多くの乗客が乗る地下鉄車内で、20代と思われる男が小便をする事件が発生した」と伝えた。
2021年7月5日、韓国・世界日報は「金曜の夜、多くの乗客が乗る地下鉄車内で、20代と思われる男が放尿する事件が発生した」と伝えた。
記事によると、2日午後11時7分ごろ、地下鉄京義・中央線の文山(ムンサン)行の車両が江梅(カンメ)駅付近を通過したころ、車内で酔った若い男が小便をしたという通報が警察に入った。警察は同駅に出動したが、既に当該車両は駅を通過していたため、二つ先の陵谷(ヌンゴク)駅に移動。しかし、そこでも間に合わず、結局この男を検挙できなかったという。
警察関係者は「陵谷駅で当該車両を逃した後、一山(イルサン)東部警察署に協力を求めたが、当時、他に通報があった事件に比べると相対的に軽微な事件だと判断されたため、伝達事項に漏れがあった。そのため、追跡がかなわなかった」と状況を説明。今後は鉄道司法警察隊と協力して捜査を進める考えだという。韓国鉄道公社(KORAIL)は「当該車両が終着駅に到着した後、清掃と消毒を行った。鉄道司法警察隊に捜査を依頼する予定だ」とコメントしている。
同じ車両に乗り合わせ、通報した市民は「男性が突然小便をしたため、驚いた乗客たちは悲鳴を上げて逃げた。事件の直後、すぐに警察に通報した」と話している。この市民が撮影した写真と動画によると、当時、車内は混み合っていたことが分かる。男はズボンのジッパーも上げず、ぬれた床に突っ立っている様子だ。
韓国では最近、地下鉄車内や駅構内などでの「小便テロ」が相次いでいるという。3月には地下鉄1号線車内で男が小便をする動画がネット上に拡散され、KORAILが鉄道安全法・軽犯罪処罰法違反などの疑いで鉄道司法警察隊に捜査を依頼した。先月にも、駅のエスカレーターで酔った20代の男が前に立っていた女性に向け放尿する事件が発生した。しかし、この事件は被疑者の男が自殺したため「公訴権なし」として終結したという。
鉄道安全法第47条によると、鉄道従事者や乗客などに性的羞恥心を抱かせる行為をした場合、500万ウォン(約49万円)以下の罰金を科すことができる。また、軽犯罪処罰法第3条によると、複数の人が集まったり往来する場所でみだりに用便をし始末しない場合は10万ウォンの罰金が科せられる。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「汚い」「親の顔が見たいわ」「酒に酔って正気を失う人間は問題だな」「酒での失敗は誰にでもある。しかし、これはひどすぎる」「最低な人間がなぜこんなにも多いのか」「罰金が安すぎるから頻発するんじゃないの」「ちゃんと罰しないと、こんな人間はいなくならない」など、怒りと厳罰を求める声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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