anomado 2021年7月6日(火) 12時50分
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デビューから40年で数多くの映画に出演してきた香港の俳優アンディ・ラウが、唯一後悔している作品として、1999年の「愛は波の彼方に」(愛情夢幻号)を挙げている。
デビューから40年で数多くの映画に出演してきた香港の俳優アンディ・ラウ(劉徳華)が、唯一後悔している作品として、1999年の「愛は波の彼方に」(愛情夢幻号)を挙げている。
アンディ・ラウの過去のインタビューを、中国のニュースサイト大手・新浪(SINA)が伝えて話題になっているもの。1981年にデビューし、82年から現在まで150本近い映画に出演してきたアンディ・ラウは、型にはまらない出演作選びや、近年では後進を育てる映画への情熱でも知られる。そんなアンディ・ラウが「とても後悔している」と唯一挙げたのが、女優の石田ひかりと共演した「愛は波の彼方に」だった。
「愛は波の彼方に」は、豪華客船の中で繰り広げられる恋愛模様を描くストーリーで、アンディ・ラウは香港トップ富豪の息子で、プレイボーイで知られる御曹司を演じた。アンディ・ラウによると当時、自身の会社が資金難で、この作品の出演料でそれが一気に解決できたという。このため、作品の内容をよく知ることもなくオファーを引き受けたと語っている。
作品はほとんどのシーンが豪華客船の中で撮影されたが、クランクインしてみると、客船に集まる乗客が普通に旅を楽しむ人々に見え、騒然としており、アンディ・ラウがデビュー以来初めて見るほど秩序のない現場だったという。その後、制作費のほとんどが自分自身のギャラに消えたことで、エキストラを雇う資金もなかったことを知り、現場の状況に納得したとのこと。その経験によって、「出演料の金額で作品を受けることは二度としない」と心に誓ったと語っている。(Mathilda)
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