Record China 2021年7月6日(火) 19時20分
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5日、観察者網は、東京五輪のメダルセレモニーで中国代表団が着用するユニフォームについて、中国のネット上から「ウルトラマンみたいだ」との不評の声が出ていると報じた。
2021年7月5日、中国メディアの観察者網は、東京五輪のメダルセレモニーで中国代表団が着用するユニフォームについて、中国のネット上で「ウルトラマンみたいだ」との不評の声が出ていると報じた。
記事は、東京五輪のメダルセレモニーで中国選手が着用するユニフォームが6月25日に発表されたと紹介。ユニフォームは中国のスポーツ用品企業・安踏集团が香港のアートディレクター・葉錦添(ティミー・イップ)氏にデザインを委託して制作したもので、赤と白の2色を主体とし、漢字の「中」のコンセプトを取り入れた「オリエンタルで高貴な気風が漂う」デザインであると説明した。
そして「総じて現代的な息遣いを感じさせるデザイン」と表する一方で、「デザインや色がシンプルなのはさておき、何かが足りないと感じさせる」と指摘。多くのネットユーザーからも「中国的な要素に欠けている」との声が相次いだと伝えている。
その上で、ネットユーザーから寄せられた不満について「チャイナイエローと呼ばれる黄色が使われておらず、白と赤を貴重としたデザインは日本代表団との区別がつきにくい」「龍などの中国的な要素がデザインに不足している」「『ダサい』と言われている中国の学校のジャージ制服を想起させるデザインで、メダルセレモニーというオフィシャルな場にふさわしい礼服としての高級感に欠けている」「宇宙を想起するような前衛的なラインが特徴で、宇宙航空開発に敬意を示すのは良いが『まるでウルトラマン』のようなデザイン」といった内容に集約されると紹介した。
記事は「中国代表のメダルセレモニーの服装というと、必ずといっていいほど『トマトの卵炒め』という赤と黄色のツートンカラーをやゆする声が聞かれるものだ。しかし、いざこの『トマトの卵炒め』が姿を消すと、その存在を恋しがる人もいるようだ」と評している。(翻訳・編集/川尻)
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