人民網日本語版 2021年7月8日(木) 8時0分
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中国船舶集団が独自に開発・設計・建造した2万3000TEU型二元燃料コンテナ船「達飛・索邦」号が中国船舶集団傘下の滬東中華造船(集団)有限公司で命名され、フランスのCMA CGMに引き渡された。
中国船舶集団が独自に開発・設計・建造した2万3000TEU型二元燃料コンテナ船「達飛・索邦」号がこのほど、中国船舶集団傘下の滬東中華造船(集団)有限公司で命名され、フランスのCMA CGMに引き渡された。これにて同プロジェクトの超大型船計9隻がすべて予定通り完成し、引き渡され、完璧な締めくくりとなった。中国新聞網が伝えた。
現在、世界で最大かつ最先端のコンテナ船である同船の全長は399.9メートル、幅は61.3メートルで、現在世界最大の空母を60メートル超も上回る。同時に同船の甲板の面積は2万4000平方メートル近くで、標準的なサッカーコート3.5面分に相当する。貨物室の深さは33.5メートルで、コンテナは最大24段積載でき、22階建てのビルに相当しており、海で圧倒的な存在感を誇る。
4年前の2017年9月19日、中国船舶集団は激しい市場競争を経て、CMA CGMと2万3000TEU型二元燃料コンテナ船計9隻の建造契約を結んだ。滬東中華で5隻、江南造船で4隻を建造。この受注は、韓国船舶企業による国際超大型コンテナ船分野における独占を打破した。
世界初の超大型二元燃料コンテナ船としての同船の最大の特徴は、唯一無二の「グリーンな心臓」、1万8600立方メートルのMarKIII薄膜型燃料室を設置したことだ。液化天然ガス(LNG)を保管するとともに、船に「グリーンな原動力」を提供する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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