Record China 2021年7月8日(木) 23時20分
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韓国の生命保険会社のCMで、優れた美貌とダンスの実力を披露している美女の正体が話題を集めている。資料写真。
韓国の生命保険会社のCMで、優れた美貌とダンスの実力を披露している美女の正体が話題を集めている。7月7日、韓国メディア・ソウル経済が報じた。
記事によると、韓国の生命保険会社「新韓ライフ」は1日、22歳の女性モデル「ロジー(ROZY)」を起用したCMを公開。映像の中でロジーは音楽に合わせて軽快なダンスを披露しており、CMは公開から1週間足らずでYouTubeでの再生回数が66万回を突破した。
実はこのロジーは、「サイダススタジオX」が制作した韓国初の「バーチャルインフルエンサー」(CGで作られた仮想の人間)である。ロジーは2020年8月からInstagramを開始し、2万4000人のフォロワーを獲得している。紹介文でも自身がバーチャルインフルエンサーであることを公表しているが、YouTubeのCM動画を見た視聴者からは、「言われなければCGとは分からない」「すごく魅力的」などの驚きの声が相次いでいるという。
バーチャルヒューマンを活用したコンテンツの制作は世界的に拡大を見せているといい、家具ブランドのIKEAも日本の広告モデルにバーチャルインフルエンサーの「imma(イマ)」を起用。ImmaはInstagramを通して活動中で、33万9000人のフォロワーを持つ。IKEAはimmaが原宿店で3日間生活し、ヨガや掃除をする姿を映像化してYouTubeに公開した。
またLG電子はバーチャルヒューマン「キム・レア」を制作し、1月11日に世界最大の家電博覧会「CES 2021」で披露。サムスン電子がブラジル法人で社員の教育用に制作したバーチャルヒューマン「サム」も、韓国内外のオンラインコミュニティーで「サムスンガール」と呼ばれ、人気を集めているという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「これからCMモデルはバーチャルヒューマンでいい。芸能人は数日間の撮影だけで莫大(ばくだい)な出演料をもらってる」「どうせ芸能人は一般人にとっては仮想の人間。パワハラ問題もスケジュール調整も無縁だし、費用も削減できる最高のアイデア」「芸能人はセレブ気取りでビルを買ってるけど、そんなに簡単に稼げるのか?ドラマも映画もバーチャルヒューマンで撮ればいい」「いつもテレビに出てる芸能人をCMで見るより、断然新鮮でいい」「男性版も作ってほしい」など、肯定的な意見が相次いでいる。(翻訳・編集/丸山)
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