韓国の大手ショッピングサイト、進出先の日本で顧客のメールアドレス流出=韓国ネット「あり得ない」

Record China    2021年7月7日(水) 19時20分

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韓国の大手オンラインショッピングサイト「クーパン」が、進出先の日本で新規顧客のメールアドレスを大量に流出させる事態を起こしていた。資料画像。

韓国の大手オンラインショッピングサイト「クーパン」が、進出先の日本で新規顧客のメールアドレスを大量に流出させる事態を起こしていた。7日、韓国メディア・マネートゥデイが伝えた。

記事によると、クーパンは6月1日、東京都品川区中延地域において、スマートフォンなどで注文を受けて果物や野菜・生活必需品などを配達する「モバイルショッピング・クイックコマースサービス」を開始。海外進出の第一歩を踏み出した。

日本は世界4位の規模の市場であるだけに、クーパンも市場や顧客の分析に力を入れようとしたようで、2日午後6時33分には新規加入顧客約400人を対象に、「クーパンに登録してくれて感謝する」「加入の理由や要望などについてインタビューに回答してくれればクーポンを提供するので、対応可能な時間を教えてほしい」との内容のメールを送付した。

しかし誤ってそのメールの「CC」(carbon copy)に顧客全員のメールアドレスを指定したため、返信メールが顧客にまで送信されることになった。また、メールアドレスが流出したことにより迷惑メールに対する懸念も生じ、顧客からは抗議が相次いだという。

クーパンは同日午後10時58分に謝罪メールを送信したものの、顧客宛てにメールが返信される事態は続いており、現在まで具体的な対策は取られていないという。記事は日本人顧客の反応として、「日本に進出したと聞いたのですぐに登録したが、メールアドレスの流出が起きて失望している」「仕事でも使う大事なメールアドレスなのに、迷惑メールのように頻繁にメールが来るので困っている」とのコメントを紹介した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「CCに全顧客のアドレスを?とんでもないね」「クーパンは最近どうしたの?」「ここまで問題が続く(※韓国では物流倉庫の火災や配達員が過労死する事件も発生)とクーパンをつぶすための陰謀ではないかと思える。でなきゃあり得ないでしょ」「労働者を苦しめてきた天罰が下ったのでは?」「日本で個人情報が流出したら事業を撤退するレベル。個人情報保護のためにコロナウイルスの感染者も位置追跡できない国なんだから」「韓国と同じような感覚で海外に進出すると大失敗するぞ。米国や日本や欧州では企業に対する損害賠償訴訟もものすごく多い」など、批判的な意見が多く寄せられている。(翻訳・編集/丸山

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