海鮮料理店にぼったくり疑惑、店は「価格明示、計量時に客がサイン」主張―中国

Record China    2021年7月9日(金) 22時20分

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中国広西チワン族自治区北海市のある海鮮料理店にぼったくり疑惑が持ち上がっていると、中国紙・新京報が報じている。

中国広西チワン族自治区北海市のある海鮮料理店にぼったくり疑惑が持ち上がっていると、中国紙・新京報が報じている。

それによると、同店を3人で訪れた客は、ユムシ(沙虫)の料理など計4品を注文したところ、974元(約1万6000円)を請求された。

客によると、ユムシの水槽には500グラム当たり138元と明示されていたが、手早く計量されたため重量を確認できず「ぼったくられた」と感じたという。

店側は、「ユムシの仕入れ値は500グラム当たり60~70元で、それに利益分を乗せて138元で出している。価格を明示しているし、注文を受けて計量後、確認のため客にサインをしてもらっている」などと主張。

客はサインをしたことは認めた上で、「旅先だったのでその場で異議を唱えることはしなかった」とした。

同紙の記者が調べたところ、近くの卸売業者のユムシの卸値は500グラム当たり約60元だが、別の飲食店では問題の店と同じユムシの料理が約400グラムで88元となっている。問題の店については、口コミサイトでも「ぼったくられた」とのコメントが散見されるという。

客は消費者ホットライン「12315」に電話し事情を説明。北海市の市場監督管理局は取材に対し、調査を行うと回答した。(翻訳・編集/柳川)

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