Record China 2021年7月14日(水) 8時20分
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13日、韓国メディア・韓国経済は「韓国市場を『カモ』扱いしていたのに…アップルが180度変わった理由」と題する記事を公開した。写真はアップルのスマートフォン。
2021年7月13日、韓国メディア・韓国経済は「韓国市場を『カモ』扱いしていたのに…アップルが180度変わった理由」と題する記事を公開した。
記事によるとアップルは、「iPhone 13」の発売を控え、韓国内でのスマートフォン販売に積極的な姿勢を見せているという。年内にはソウルの明洞にアップルストア3号店をオープンする予定とされ、釜山にも4号店の出店を検討中と言われている。また最近はLG電子やLGテレコムと手を結び、LGのスマートフォンを販売していた店舗でiPhoneを販売するという計画も明らかにされていた。
しかし記事は「アップルはこれまでiPhoneの新製品1次発売国から韓国を除外するなど、韓国市場を無視するような歩みを続けてきた」とし、「『iPhone 12』のリリース時には、韓国内での販売価格が米国での価格よりも最大23万ウォン(約2万2000円)ほど高く、韓国を『カモ』扱いしているという批判が上がった」と主張。そのような状況から態度を変化させた理由としては、「『世界初の5G常用国』として韓国の地位が高まったことによる」と分析している。
英国の市場調査機関「Opensignal(オープンシグナル)」によると、韓国内の5Gダウンロード平均速度は336.1Mbpsで、サウジアラビアに次いで世界第2位とのこと。20年10月に韓国で「iPhone 12」が発売された際は250万台以上売れており、今や韓国のスマートフォン市場の22%をiPhoneが占めているという。
記事は「韓国は初の5G常用国である上に、他の国よりも比較的インフラが整っているため、アップルも魅力を感じていると思われる」と伝えている。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「ギャラクシーがあるのに、iPhoneを使う必要が?。最近はギャラクシーのデザインもいいよ」「アンドロイドじゃないから制限も多いし、カモ扱いまでされてるのに、なぜiPhoneを買うんだ?」「国産品を使えばいい。職がなくなるぞ」「遅く発売して高く売るなんてまさにカモ。韓国ほど頻繁に携帯を変える国はないから、韓国で実験してるんでしょ」など、反発の声が多く寄せられている。
しかし一方では、「同じ値段ならいい物を使わないと。あえてサムスン製品ばかり買うことこそ貧しい奴隷根性では?」「サムスンだって韓国内の方が高く売ってる」など、肯定的な意見も見られた。(翻訳・編集/丸山)
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