日本のワクチン1次接種率が初めて韓国に追い付く=韓国ネットは怒り「無能な政府の責任」

Record China    2021年7月14日(水) 19時20分

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日本の新型コロナワクチンの1次接種率が、初めて韓国に追い付いた。写真は日本のワクチン接種会場。

日本の新型コロナワクチンの1次接種率が、初めて韓国に追い付いた。7月14日、韓国メディア・韓国経済が報じた。

オックスフォード大学の統計サイト「アワー・ワールド・イン・データ(Our World in Data)」によると、7月12日現在、日本と韓国の新型コロナワクチンの1次接種率は30.5%(日本30.45%、韓国30.46%)と初めてほぼ同率で並んだ。また2次接種率については、6月18日に7.8%で並んで以来、日本が韓国を上回っており、7月12日の時点では日本が18.6%で韓国が11.6%だった。

記事は、6月19日には10ポイントほどの差(韓国29.3%、日本19.7%)が生じていた日本が1次接種率で韓国に追い付いた理由として、「確保できたワクチン量の差が大きい」と分析。「いまだワクチンの確保に苦労している韓国とは違い、日本は全国民が接種可能な分量を確保しており、安定性が証明されていないアストラゼネカ社のワクチンは、国内での承認を保留にして台湾やベトナムに無償提供している。それほどワクチンが余っているということだ」と報じた。

さらに記事はNHKのデータを紹介し、「6月以降日本の1日のワクチン接種回数はほぼ毎日100万回を越えており、1次と2次を合わせた累計接種回数は12日の時点で6199万回。日本人3人のうち1人は少なくとも1回ワクチンの接種を終えているという計算になる」と報道。「韓国がワクチンをきちんと確保できなければ、日本との接種率の差はさらに広がると予想される」と伝えた。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「韓国政府が『むしろワクチンが余りそうで心配、何の問題もない』と断言していたのは何だったんだ?」「日本はいまだに古い方式で接種を進めているのに、韓国を上回った理由は何?。韓国と違う点があるなら、政府や担当省庁がうそをついていないということ」「日本の人口は韓国の倍以上だから、確保できているワクチン量も韓国の倍以上。無能な韓国政府の責任だ」「しかも日本人が接種しているのはファイザーやモデルナのワクチンで、韓国は北朝鮮すら受給を拒否したアストラゼネカのワクチンが半分…」「韓国は1次接種率を上げようと2次の分を1次に回してきたけど、デルタ株の流行で無意味になった」など、怒りの声が続出している。(翻訳・編集/丸山

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