Record China 2021年7月19日(月) 16時20分
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19日、韓国の誠信女子大学の徐敬徳教授が自身のSNSで、日本の団体の「旭日旗デモ」に抗議するため東京五輪組織委員会にメールを送ったことを明かした。写真は旭日旗。
2021年7月19日、韓国の誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が自身のSNSで、日本の団体の「旭日旗デモ」に抗議するため東京五輪組織委員会にメールを送ったことを明かした。
大韓体育会はこのほど、韓国で朝鮮出兵の日本と戦った英雄とされている李舜臣(イ・スンシン)の言葉をアレンジした「臣にはまだ5000万人の国民の応援と支持が残っております」との言葉が書かれた横断幕を制作し、東京五輪の選手村のベランダに掲げた。これに対し、日本の一部団体は旭日旗を掲げて抗議デモを行った。
騒ぎが大きくなったことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)は大韓体育会に横断幕の撤去を要請。全ての五輪会場で旭日旗の使用に五輪憲章第50条を適用して判断することを大韓体育会に約束し、相互合意により横断幕は撤去されたという。
徐教授は東京五輪組織委員会へのメールで「韓国側はIOCと協議して横断幕を撤去したが、旭日旗を持って韓国選手団の建物の前でデモを行う日本の極右団体を、日本の警察が制止しなかったことは大きな過ちだ」と指摘。その上で「極右団体による旭日旗デモに対し、強い警告と注意を行い、再発防止に向け最善の努力をしてほしい」と求めたという。
これに韓国のネットユーザーからは「かっこいい」「徐教授がいてくれて本当に良かった」「教授の努力に感謝!。応援しています」など徐教授への称賛の声が続出している。
その他「今回の五輪は歴史を正すための世界的イベントになる」「李舜臣将軍は永遠に日本が恐れる対象であるということが分かった」「公正であるべきIOCは何をしているのか」「最近の日本の行動には本当に腹が立つ。IOCも同じ」「韓国政府は何の対応もしないの?」などの声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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