中国に対抗?米軍が25機のF-22をグアムに集結させる、過去最大規模―中国紙

Record China    2021年7月21日(水) 7時20分

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20日、環球時報は、米軍がグアム島で過去最大規模のF-22による訓練を実施したと米メディアが報じたことを伝えた。写真はF-22 。

2021年7月20日、中国紙・環球時報は、米軍がグアム島で過去最大規模のF-22による訓練を実施したと伝えた。

記事は、米メディアの報道として、米空軍のF-22戦闘機25機が先日グアム島およびその周辺地域に集結し、「太平洋の鋼鉄」というコードネームの大規模合同空戦演習を実施したと紹介。今回の演習に参加したF-22の数は過去最多であるとした。

そして、米太平洋空軍のウィルズバッグ司令官が今回の演習について「米軍の強い戦略的フレキシビリティー」を示すことが目的だと語ったことに触れ、将来大国との軍事衝突の際に、グアムのアンダーセン空軍基地のような大型固定空軍基地が敵から致命的な打撃を受けて機能しなくなった場合を想定し、グアム国際空港、テニアン島国際空港なども演習地点に含まれると説明した。

その上で、軍事ウオッチャーの見解として、「米国が今回F-22を大規模集結させた背景には、中国のJ-20戦闘機とF-22を同一レベルとみなし、J-20に対抗できるのは大量のF-22だけであり、F-35では太刀打ちできないと認識していることの表れだ」と伝えるとともに、演習の重点がグアムおよびその周辺の飛行場への分散配備に置かれている点から「米軍が、最先端の戦闘機であるF-22が西太平洋地域で生き残ることに自信を持っていないことが垣間見える」との見方を示している。(翻訳・編集/川尻

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