2014年5月12日、韓国国防部のキム・ミンソク報道官は記者会見で、「北は国でもなく、早くなくなるべきだ」と、北朝鮮を強く批判する談話を発表した。13日付で環球時報が伝えた。

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金報道官は、北朝鮮が無人機の共同調査を要求したことについて、「あたかも法律違反者が自分の犯罪行為を自ら調査するという居直りの主張だ」と切り捨てた。

その上で、北朝鮮を「うそをよくつく国だ」とし、「北は国家と言えるのか。人権や自由はあるのか。ただ一人のために存在しているのではないのか。うそを言い続け、歴史退行的な行いをする国は、早くなくなるべきだ」と強く批判した。

金報道官の発言について、ロイターは「韓国がこれほど挑発的な言葉で北朝鮮を直接攻撃するのはまれだ」と指摘した。

12日夜の時点で、北朝鮮はこの発言に沈黙を続けている。だが、韓国国内では「北を刺激しすぎる言動ではないか」として物議を醸している。与党議員は個人のウェブサイトで「国防部報道官は政府の国防分野を代表する立場にあり、公式談話では南北関係と外交に十分に配慮すべきだ」とした上で、「今回の発言は不適切というだけでなく、責任感のかけらもない」と非難した。（翻訳・編集/NY）