朴槿恵前大統領が健康悪化でまた入院、文大統領の赦免決定にも影響?=韓国ネットには「赦免反対」の声

Record China    2021年7月21日(水) 19時20分

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20日、韓国・マネートゥデイは、ソウル拘置所に収監中の朴槿恵前大統領が健康状態の悪化によりまた入院したと伝えた。写真は朴前大統領の釈放を求めるポスター。

2021年7月20日、韓国・マネートゥデイは、ソウル拘置所に収監中の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が健康状態の悪化によりまた入院したと伝えた。

記事によると、朴前大統領は健康状態の悪化を訴え、同日午後にソウル聖母病院に入院した。今年2月には、通院治療のため護送車に一緒に乗っていたソウル拘置所職員が新型コロナウイルスに感染し、濃厚接触者として入院していた。

これまでにも朴前大統領は、複数回にわたり肩の痛みなどの不調を訴え拘置所や外部の病院で診療を受けてきた。2019年9月にはソウル聖母病院で手術を受け、78日間の治療を経て拘置所に戻ったという。

入退院を繰り返すほど健康状態が悪化していることを受け、8月15日の光復節に行われる文在寅(ムン・ジェイン)大統領の赦免決定にも影響を与える可能性がささやかれている。政界では、朴前大統領や李明博(イ・ミョンバク)元大統領、サムスン電子トップの李在鎔(イ・ジェヨン)副会長らの赦免問題が注目されているという。

このニュースは韓国のネット上で大きな注目を集めており、「赦免反対」「ショーはやめて、満期出所して」と刑期満了を強く求める声が多数寄せられている。また「肩が痛いのなら湿布を貼ったら?。国民はみんなそうしてる」「今はコロナだから独房の方が安全じゃない?」など皮肉交じりの声も寄せられている。

一方で「文大統領が今犯している罪に比べたら朴前大統領の罪なんてかわいいもの」「朴前大統領は少なくとも恥を知ってて、恩着せがましくなくて、他人のせいにはしなかった」と文大統領と比較するコメントも見られた。(翻訳・編集/松村)

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