2021年7月20日、中国メディアの中国新聞社は、江蘇省南京市で子どもが他人の自動車のフロントガラスを割るトラブルが発生し、保護者の態度にネットユーザーから怒りの声が寄せられていると報じた。

記事によると、同市内の駐車場で先日、子どもが他人のBMW車のフロントガラスを破壊するトラブルが起きた。監視カメラには、車に近づいてきた少女が手でフロントガラスに絵を書き始め、やがてボンネット上に乗ってフロントガラスをたたいたり蹴ったり踏みつけたりしているうちに、フロントガラスにヒビが入る様子が映っていたという。

車の持ち主が少女の保護者を探し出し、弁償を求めたところ、保護者は「子どもは物事の善し悪しはわからない。大人が子どもの行動に目くじらを立ててどうする」「子どもがガラスを割れるわけがない」「あんたのところに子どもができたら、ウチのガラスを踏みつけに来ればいいだろ」「弁償を求めるなら私ではなく子どもに言え」など、「神経を逆なでするような発言」を繰り返したという。

保護者の態度についてネットユーザーからは「子どもは岩から飛び出して生まれるわけじゃないだろ。あんたが物事の分別を教えないからこういうことになる」「悲しい家庭教育」「ひどい子どもの背後には、必ずひどい親がいる。車の持ち主は法的手段に出たほうが良い」など批判的なコメントが続々と寄せられたと記事は伝えている。（翻訳・編集/川尻）