「山河令」が生み出したブレーク俳優のゴン・ジュン（龔俊）が、17日に時代劇ドラマ「安楽伝（原題）」の撮影のため世界最大の映画スタジオ・横店影視城に入り、現在はビジュアルポスターの撮影中であることが明らかになっている。同ドラマのクランクインは20日と伝えられていて、共演女優のディリラバ（迪麗熱巴）、監督、スタッフらがそろって行う儀式にも注目が集まっている。

「安楽伝」は人気作家シン・リィン（星零）の作品「帝皇書」を実写化したもので、架空の王朝・大靖で繰り広げられる権力争いと陰謀、復讐（ふくしゅう）劇を描いた物語だ。ディリラバが演じるのは一族を惨殺され復讐を誓うヒロインの帝梓元で、ゴン・ジュンが演じるのはヒロインに寄り添う太子の韓［火華］。ドラマはヒロイン目線の作品が故に、ディリラバの番付がゴン・ジュンより上になり、いまネットではファンによる「番付」関連の議論がヒートアップしている。

男性の登場人物で2番手を演じるのは「山河令」のテーマ曲を歌った歌手のリウ・ユーニン（劉宇寧）で、ディリラバ主演の時代劇ドラマ「長歌行」にも出演した、今人気上昇中の注目スターだ。

一方、「山河令」でゴン・ジュンと共演した人気俳優のチャン・ジャーハン（張哲瀚）は現在サスペンス推理系のリアリティー番組「最後的贏家」の収録のため、一足先に横店影視城を訪れていて、ドラマをきっかけに仲良くなった2人が横店で再開するのではないかと、ファンはドキドキしながら見守っている。（編集/RR）