表彰台での写真撮影のため、30秒のノーマスク可能に―中国メディア

人民網日本語版    2021年7月26日(月) 19時50分

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国際オリンピック委員会は、表彰式に関する新型コロナウイルス感染防止策の変更を発表し、メダリストが間隔を広げて表彰台に立っている間は写真撮影のために最大30秒間マスクを外すことを認めた。

ロイター通信によると、東京五輪の全ての試合会場で選手はマスクを着用しなければならないものの、国際オリンピック委員会(IOC)は、表彰式に関する新型コロナウイルス感染防止策の変更を発表し、メダリストが間隔を広げて表彰台に立っている間は写真撮影のために最大30秒間マスクを外すことを認めた。25日午前から同ルールが適用された。環球網が伝えた。

東京五輪開幕から、表彰台に立つアスリートの多くからマスクに関する規定に対し、不満の声が上がっていたことを受け、IOCは25日、公共衛生の専門家の意見を参考に「プレーブック(規則集)」の修正を行い、同日から表彰台に立つアスリートは写真撮影のため、表彰台の上で最大30秒間マスクを外すことを認めた。この新ルールは今後東京五輪の全ての試合会場で適用されることになる。

IOCは今回の変更に関し、「アスリートにとって、オリンピックでのメダル獲得はその競技人生で唯一無二の瞬間。メダリストたちのその表情や感情を撮影できるように変更した。ただし、集合写真の場合は、必ずマスクを着用しなければならない」と説明している。

今回のこのルールの変更に、SNSでは大きな議論が巻き起こっている。「表彰台で写真撮影のためにマスクを外しても、誰にも迷惑をかけることはないと思う」「アスリートらのための瞬間を堪能してもらおう、ありがとう」とこの変更を歓迎する声がある一方で、「どれほどの感染者が入院し、どれほどの死者が出ていると思っているのか?」と新型コロナウイルス感染拡大を心配し、注意を呼びかける声を寄せるネットユーザーもいる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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