anomado 2021年7月28日(水) 22時50分
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中国のアニメーション映画「白蛇2:青蛇劫起」が23日、夏休みに合わせて公開された。
中国のアニメーション映画「白蛇2:青蛇劫起(White Snake2)」が23日、夏休みに合わせて公開された。アニメ制作会社「追光動画」の新伝説シリーズの「白蛇:縁起」の続編である同作品は、第1弾と同じクリエイターで、中国の伝統的な神話「白蛇伝」を題材にしている。人民日報海外版が伝えた。
2019年に公開された「白蛇:縁起」は大ヒットとなり、映画界でダークホース的な存在となった。ウォン・カホン(黄家康)監督は、「それと同じクリエイターで製作した『白蛇2:青蛇劫起』は、美しくクラシカルだった第1弾のイメージを一新し、中国の伝統的な神話をベースにした上で、さらに大きなイノベーションの余地を探し求めた」と説明する。例えば、第1弾で、青(セイ)は人情、義理、友情を重んじ、毅然とし、しっかりとした信念を抱く性格で描かれてはいたが、常に脇役扱いだった。しかし、「白蛇2:青蛇劫起」では、「ヒロイン」となり、戦闘を通して成長し、強くなっていく。プロデューサーの崔迪(ツイ・ディー)氏は、「青の感情は、現代の若者が感じていることと似ている。このキャラクターを通して、若者に共感を覚えてもらいたい」と話す。
「白蛇:縁起」は、2019年に公開されて以降、その感動的な物語と美しい画風が人気となり、「中国アニメの光」と呼ばれた。続編となった「白蛇2:青蛇劫起」の修羅城はファンタスティックでしかもミステリアスだ。また、各時代のキャラクターや古代から現代までのデザインを融合させた建築物が目玉となっている。青の「どんなことをしても、修羅城から逃げ出し、お姉ちゃんを助けに行く」「この心に抱いた執念で必ずやり遂げてみせる」など、「男気」あふれるセリフに合わせたアクションとリアルな視覚効果が見る人をワクワクさせる。その斬新な設定や最先端技術を駆使した視覚効果、青と姉の白(ハク)の感情に心を揺さぶられた人は、「中国アニメの新たな高み」「素晴らしい、泣けるシーンがいっぱい」などと絶賛の声を上げている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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