Record China 2021年7月29日(木) 10時20分
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28日に行われた東京五輪男子体操個人総合で日本の橋本大輝が逆転で金メダルを獲得したことについて、中国のネット上では審判の採点への疑問が噴出。ただ、敗れた選手本人は冷静なようだ。
橋本は5種目目の平行棒で15.300点をマークして3位に浮上すると、最終種目の鉄棒で14.933点を獲得。合計88.465点で金メダルを獲得した。首位を争った中国の肖若騰(シャオ・ルオテン)は鉄棒で14.066点に終わり、合計88.065点で銀メダルだった。
この結果に対し、中国のネット上では審判の採点に対する不満が爆発。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のランキングでは「体操の審判」などの関連ワードが次々上位にランクインした。
ネットユーザーからは「審判はどこを見ているのか」「日本選手は跳馬でラインオーバーしたのに高得点が出た」など、不満の声が噴出。また、中国チームの関係者から「肖若騰は演技後に審判にあいさつをしなかったため、0.3点を引かれた」との説明があったことについても「なるほど。(中国選手は)審判のお母さまにごあいさつ申し上げなかったから負けたのか」「あいさつなしで0.3点減点。ラインオーバーでは減点なし。日本は随分いい審判を見つけてきたもんだ」などと皮肉る声が相次いだ。
一方、中国のスポーツメディア・中国体育によると、肖若騰は試合後に「たとえ0.3点が加点されたとしても銀メダルだった」と冷静な見方を示し、「私も金メダルが取りたかったが、残念ながら金メダルは一つしかない。今日、私は実力以上のものを発揮した。パフォーマンスには満足している」と語った。また、試合終了後には金メダルの橋本大輝に声をかけ祝福した。(翻訳・編集/北田)
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