中国のスポーツメディア・新浪体育は2日、東京五輪卓球男子団体の準決勝で中国と対戦する韓国選手が「中国選手も人、（万里の）長城ではない」とコメントしたことを伝えた。

記事は、韓国・聯合ニュースの報道として、韓国のイ・サンスが「東京に来たのは金メダルを獲得するため。私たちが勝てないチームはないと思う」と意気込んだことを紹介。また、チャン・ウジンは「中国選手は挑戦を受ける側なので、プレッシャーはより大きい」と、チョン・ヨンシクは「中国選手も人間、長城ではない」とそれぞれ語ったことを伝えた。

記事は一方で、聯合ニュースの社説では「卓球で中国選手に勝利することは、アーチェリーで韓国選手に勝利するのと同じくらい難しいこと」と指摘されており、団体戦での対戦成績は韓国の1勝25敗であり、唯一の勝利は1995年のワールドカップにまでさかのぼると伝えている。（翻訳・編集/北田）