元EXOのクリス、強姦疑いで拘束=中国の芸能5大協会、中央メディアが続々コメント

anomado    2021年8月3日(火) 20時20分

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中国系カナダ人の俳優兼歌手クリスが強姦の疑いで北京の警察に拘束されたことを受け、中国影協、中国音協などの芸能関連「5大協会」と、人民日報、中国新聞網などの「中央メディア」が相次いでコメントを発表した。

韓国ボーイズグループ「EXO」の元メンバーで、中国系カナダ人の俳優兼歌手クリス(呉亦凡/ウー・イーファン、30)が強姦の疑いで北京の警察に拘束されたことを受け、中国電影家協会(中国影協)、中国音楽家協会(中国音協)、中国電視芸術家協会(中国視協)、中国演出行業協会、中国網絡視聴節目服務協会の芸能関連「5大協会」と、人民日報、中国新聞網、中国婦女報などの「中央メディア」がコメントを発表した。

報道によると、クリスをめぐってはこのほど、18歳の女性、都美竹(ドゥ・メイジュウ)さんが、17歳の時にデートレイプの被害に遭ったことや都さん以外に性的暴行の被害者が複数存在することなどをSNS上で訴えたことから非難の的となり、ルイ・ヴィトンやブルガリなど複数の高級ブランドがクリスとの契約を解除。北京市公安局朝陽分局は先日、強姦の疑いでクリスを拘束したことを明らかにした。

中国新聞社系の中新経緯の2日付報道によると、クリスの拘束を受け、芸能関連5大協会は「スターはルールを守り倫理的に振る舞うべき」(中国影協)、「徳を積むことは本分。芸能活動従事者もそれを第一に置くべき」(中国音協)、「法律と道徳はみなレッドライン」(中国視協)、「法律は厳しく罰し、業界は排斥する。スターによる悪事を大目に見てはならない」(中国演出行業協会)、「違法で非倫理的な人の発声に断固抵抗」(中国網絡視聴節目服務協会)などとした。

中央メディアの人民日報は「法律の前ではトップスターもない」、中国新聞網は「スターになる前に人としてふさわしくあれ」、中国婦女報は「法治社会は悪人や悪事をかくまうことを許さない。いかなるサークルも法外の地ではない」などとしている。(翻訳・編集/柳川)

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