Record China 2021年8月4日(水) 12時20分
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2日、韓国・ハンギョレ新聞は「韓国の女子バレーボール代表チームには『非常に特別な力』がある」と題する記事を掲載した。資料写真。
2021年8月2日、韓国・ハンギョレ新聞は「韓国の女子バレーボール代表チームには『非常に特別な力』がある」と題する記事を掲載した。
先月31日に行われた東京五輪女子バレーボール1次リーグA組の日本との試合で、韓国は3対2の勝利を収め、ベスト8入りを決めた。
記事によると、この試合後、韓国代表を指揮するイタリア人のステファノ・ラバリーニ監督は「すべての選手が姉妹のように団結し、特別な力を放っている。この力で我々は一段ずつ上り続けるだろう」と話した。記事は「韓国代表チームは日本戦で団結し、さまざまな悪条件を吹き飛ばした」とし、「いじめ問題などで主力選手が離脱し、1次リーグ通過が難しいのではないかという心配はもちろん、女子バレーボール全体が低迷期に陥るのではないかという懸念まで一気に吹き飛ぶような力強いスパイクだった」としている。
五輪前に主力選手が相次いで離脱した状況の中、ラバリーニ監督はチームの「団結」を重視してきた。今年6月には、バレーボール・ネーションズリーグ(VNL)で何度もローテーションを繰り返した。一部では「五輪まで1カ月しかない中、主力メンバーだけで試合をするべき」という指摘も出ていたが、これによりこれまで候補選手として活躍できなかったセッターのヨム・ヘソンがチームに貢献するチャンスを与えるなど、代表チームは最高の組み合わせを見出したという。
韓国代表チームの中心にいるのは主将のキム・ヨンギョンだ。今大会が最後の五輪となるキムは、試合後「選手たちが一丸となって団結してくれたから勝てた」と話したという。
韓国代表チームは4日にトルコと対戦する。世界ランキングではトルコ(4位)が韓国(13位)をリードしており対戦成績も2勝7敗と韓国が劣勢だが、「強敵も相次いで下した代表チームはベスト4のさらなる高い舞台に立つという闘志に満ちている」と記事は期待を示している。
これを受け、韓国のネット上では「チーム全体に幸せなムードが漂っている」「誇らしいチーム」「ここまでの試合の姿だけでも十分感動」「準々決勝での勝ち負けはさておき、これまで最善を尽くして戦ってきた選手たちを応援している」など応援メッセージが多く寄せられている。
また「(いじめ問題の)双子選手がいない方が、チームのムード的にかえって良かったかも」「主力選手がいなくても韓国は十分力がある」との声も。
その他「自分にとっては日本戦が決勝戦のようだった」「日本に勝てればそれでいい。今後は気楽に試合を楽しんで」という声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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