運動以外でも着用者が続出?日本への輸出も好調な「K-レギンス」=韓国ネット「上から何かをはいて」

Record China    2021年8月9日(月) 20時30分

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韓国で登山や海水浴での運動着として活用されてきたレギンスが、普段着としても需要を拡大させている。写真はレギンス。

韓国で登山や海水浴での運動着として活用されてきたレギンスが、普段着としても需要を拡大させている。韓国メディア・韓国経済が伝えた。

記事によると、2017年に6801億ウォン(約647億円)だった韓国内のレギンス市場規模は20年に7620億ウォン(約725億円)となり、12%成長。21年に入ってからも5%以上成長しており、最終的に8000億ウォン(約761億円)を超えると予想されている。これと併せ韓国の人気スポーツウェアブランド「XEXYMIX(ゼクシィミックス)」も大幅に売り上げを伸ばしており、同ブランドを運営するBRAND X CORPORATIONの上半期の売上高は、前年の同時期に比べ42.1%も増加したという。

好調の要因は、レギンスの利用率が高まっている点にあるという。オンラインショッピングサイトにおけるレギンスのレビューを分析した結果、コロナ禍以前の19年には、「海水浴」「ウォーター」「たるみ」などの夏季休暇や運動に関する単語が多かったものの、20~21年には「ホームトレーニング」「外出着」「快適」などの日常生活に関わる単語が目立ったことが分かった。

XEXYMIXはすでに日本の大型フィットネスクラブ「TIPNESS(ティップネス)」の5店舗とヨガスタジオ「LIFE CREATE(ライフクリエイト)」の10店舗内でも商品を販売しており、LIFE CREATEについては8月中に70店舗まで拡大する計画だという。また、スパリゾートとフィットネスクラブの融合施設を運営するINSPA GROUPとも150店舗でのテスト販売を交渉中だという。東京五輪の開催期間には神奈川県の「ラゾーナ川崎プラザ」でポップアップストアが出店された。

さらにXEXYMIXはオンライン市場でも20年に楽天へ出店し、ヨガウェアのカテゴリーで売り上げ1位を獲得。これにより日本法人として正式に日本へ進出し、初年度の売上高は25億ウォン(約2億3800万円)を記録した。

昨年XEXYMIXに「韓国レギンスメーカー1位」の座を奪われるまで首位を守っていたヨガウェアブランドの「andar(アンダール)」も日本にオンラインショップをオープンしており、中国でも20年の下半期に中国の大手ショッピングサイト阿里巴巴(アリババ)の新規ブランドランキングで3位を記録したという。

韓国のファッション業界関係者は、「韓国のレギンス製品はアジア人の体型に合わせて作られているので、アジア市場での勝算が見込める」とし、「韓国レギンスメーカーの売上規模も更なる成長が期待される」と語っている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「お願いだから運動する時だけ着て」「互いに被害を与えないよう、上から短いズボンでもはいて。レオタードを着用した男性を見て気まずい思いをするのと同じ」「同じ女性でも、レギンスに短いトップスを着て街を歩いている女性を見るとやりすぎだなと思う」「正直、着てる人を自然と見てしまうのはどうしようもない。女性もそれを分かって着ているのでは?」「10人中9人は心の中で文句を言ってるよ」など、困惑や反発の声が相次いでいる。(翻訳・編集/丸山

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