韓国が「暴言吐いた」と抗議の中国ペア、金メダルペアは「温かい人」と絶賛=日本ペアとの「美談」も

Record China    2021年8月5日(木) 20時20分

拡大

中国メディア・澎湃新聞は5日、「韓国だけが負けを認めない?インドネシアの金メダルペアが中国ペアを絶賛」と題する記事を掲載した。

中国メディア・澎湃新聞は5日、「韓国だけが負けを認めない?インドネシアの金メダルペアが中国ペアを絶賛」と題する記事を掲載した。

東京五輪のバドミントン女子ダブルスで銀メダルを獲得した中国の陳清晨(チェン・チンチェン)・賈一凡(ジア・イーファン)ペアは、韓国の金昭映(キム・ソヨン)・孔熙容(コン・ヒヨン)ペアと予選および準決勝で2度対戦し、いずれも勝利した。

この対戦について、韓国側からは「中国のペアが試合中に暴言を吐いた」との不満が出ている。聯合ニュースなどによると、韓国ペアが決勝進出を逃した後、韓国バドミントン協会は世界バドミントン連盟に正式に抗議する方針を明らかにした。

澎湃新聞は「中国選手の(大きな声を出す)独特の鼓舞の仕方が、相手は気に入らなかったようだ」と韓国側を批判したほか、ネット上では「韓国選手がずっと大声を張り上げていたために、中国選手が声を出してそれに対抗したのだ」との見方が出ていると伝えた。

一方で、決勝で中国ペアを破って金メダルを獲得したインドネシアのペアは「中国ペアに対して全く違う評価を下している」とも指摘。インドネシアのグレーシア・ポリーによると、試合後に涙を流していた時に、中国ペアの2人が歩み寄ってきて「泣かないで、泣かないで。勝ったんだから喜んでよ」と声をかけられたという。

ポリーは「中国の選手たちは本当に素晴らしい。常に風格を保ち、相手をリスペクトしている。彼女たちは本当に温かく、私たちはコートの外でも友情を築いている」「私の印象では中国人はみなとても親切で、会う時はいつも笑顔。特に女子ダブルスの2人に感謝したい。彼女たちが私たちに力を与えてくれたから」と語ったという。

中国の陳清晨・賈一凡ペアは、準々決勝で福島由紀・広田彩花の日本ペアを下した際、2人に歩み寄って健闘を称え、右膝前十字じん帯断裂のけがを負いながら出場した広田の膝を気遣うようなそぶりを見せたことで「国境を越えたスポーツマンシップ」と話題になっていた。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携