Record China 2021年8月6日(金) 17時20分
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6日、米アップルの広告映像に旭日旗に似たデザインが登場するとして韓国で反発の声が上がっている問題で、徐敬徳誠信女子大学教授がアップルに謝罪を求めるメールを送った。写真はiPhone12の広告。
2021年8月6日、米アップルの広告映像に旭日旗に似たデザインが登場するとして韓国で反発の声が上がっている問題で、韓国広報専門家の徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大学教授がアップルに謝罪を求めるメールを送ったと明らかにした。
アップルは今年3月、iPhone12の広告映像を公式YouTubeチャンネルに掲載した。映像はキッチンで男性が料理をする姿を描きつつ同機種の耐久性を伝える内容だが、韓国では「男性が手に持っている鍋の柄が旭日旗に似ている」として問題となった。騒ぎを受け、アップルは韓国で流される映像にのみ、柄の部分にブラー処理を施していた。
徐教授はメールで「真のグローバル企業ならばビジネス対象国の国民感情をしっかり把握するべきであり、これはビジネスの基本だ」とし、「アップルは今回のことで傷ついたアジア人に心から謝罪し、二度とこうしたことが起こらないよう気を付けてほしい」と訴えたという。また、メールには「旭日旗がドイツのハーケンクロイツと同じ戦犯旗である歴史的事実」を教える英語の映像も添付したという。
徐教授は「世界的な機関や企業が旭日旗を使用するたびに抗議してきたが、ほとんどが旭日旗の意味を知らずに使用していた」とし、「旭日旗の使用を批判するのではなく、ちゃんとした知識を教えることの方が重要」と話している。
これを知った韓国のネットユーザーからは「最高だ」「いつも韓国のために活動してくれてありがとう」と徐教授への称賛の声が寄せられている。
アップルに対しては「よく見る広告なのに気が付かなった。鳥肌」「アップルは本当に恥ずかしいミスを犯した」「この前アップル製品をもらって喜んでいた自分が恥ずかしい」「もうiPhoneは買わない」など厳しい声が。
一方、一部では「これのどこが旭日旗なの?」と指摘する声や、「日本はアップル大国だから仕方ないよ。修正してほしいならiPhoneを買おう」と理解を示す声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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