米中宇宙協力は実現可能?米科学者「中国人はわれわれを待ってはいないだろう」―中国メディア

Record China    2021年8月9日(月) 8時0分

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米中宇宙協力の実現可能性について、米科学者が「中国人はわれわれを待ってはいないだろう」との見方を示していると、中国紙・環球時報(電子版)が7日付で報じた。写真は中国が建設を進めている宇宙ステーション。

米中宇宙協力の実現可能性について、米科学者が「中国人はわれわれを待ってはいないだろう」との見方を示していると、中国紙・環球時報(電子版)が7日付で報じた。

米サイト、スペースニュースの5日付報道を要約する形で次のように伝えている。

国際宇宙ステーションでの商業活動に関与している企業は、新しい競争相手に直面する可能性がある。

米ナノラックス社のCEOジェフリー・マンバー氏は、4日の国際宇宙ステーション(ISS)研究開発会議で、同社が中国および中国が建設を進めている宇宙ステーションへのビジネスを失ったとし、「私は顧客を失った。私たちは今、競争に参加している」と述べた。

中国当局は、宇宙ステーションの使用に関して他の国々と協力することにオープンだとしている。中国有人宇宙プロジェクト弁公室の担当者は今年6月、中国が建設を進めている宇宙ステーションで行う実験計画に17カ国から申請された9実験を採用したと発表した。また国連宇宙局と協力して中国と外国の宇宙飛行士が一緒に飛行することを含む他の実験計画を確定していることも明らかにした。

マンバー氏は、「ISSの国際的な顧客を引き付けるために米国のリーダーシップが必要であることを思い出させる」とした上で、「われわれがソフトなリーダーシップを維持するだけでなく、われわれがどのように学び、資本がどのように流れるかの重要な方法であることは間違いない」と指摘。「そうしなければ、われわれは他の人がリーダーシップを発揮する扉を開けることになる」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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