Record China 2021年8月10日(火) 17時0分
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東京五輪の女子高飛び込みで金メダルを獲得した中国の14歳の全紅嬋を批判したドイツ五輪スポーツ連盟のアルフォンス・ヘルマン会長が逆に批判にさらされていると、中国のニュースサイトの観察者網が報じた。
東京オリンピックの女子高飛び込み決勝で10点満点を連発して金メダルを獲得した中国の全紅嬋(チュエン・ホンチャン、14)を批判したドイツオリンピックスポーツ連盟のアルフォンス・ヘルマン会長が逆に批判にさらされていると、中国のニュースサイトの観察者網が9日付で報じた。
記事によると、ヘルマン氏は7日、ドイツメディアとのインタビューで、全紅嬋を例に挙げて、五輪の競技場に子どものアスリートが登場することに「明確な反対」を表明した。
ヘルマン氏は、「中国のこの女の子(全紅嬋)が3歳、5歳、8歳の頃にどんな生活を送っていたのか知りたいとは思わない。だがそれ(育成方法)については考えなければならないし、批判的であるべきだ」とした。
さらに「個人的見解」と断った上で、「出場選手の年齢が下がり続けるというアプローチが正しいとは思わない。高水準の競技分野で年齢制限は必要だからだ。その年齢でユース五輪ではなく五輪から(大会出場を)始めるのは筋道が通らない」とした。
だが東京五輪のスケートボードにドイツ代表として14歳の女子選手が出場していたことから、ヘルマン氏の発言に対し、ドイツ国内でも「二重基準だ」との批判が出ているという。(翻訳・編集/柳川)
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