「お母さんの治療のためにお金を稼ぎたい」と語った14歳の金メダリスト、実家が「名所」に―中国

Record China    2021年8月11日(水) 23時20分

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米華字メディアの多維新聞は9日、東京五輪・女子高飛び込みで圧巻の演技を見せた中国の全紅嬋の実家が「名所」になっていると報じた。写真は全紅嬋の微博より。

米華字メディアの多維新聞は9日、東京五輪・女子高飛び込みで圧巻の演技を見せた中国の全紅嬋(チュエン・ホンチャン)の実家が「名所」になっていると報じた。

全紅嬋は広東省湛江市にある邁合村出身で、年齢は中国選手団で最年少の14歳。10点満点を連発して466.20点で金メダルに輝いた上、病気の母親の治療のために勝ってお金を稼ぎたいと発言したことでも注目を浴びた。

記事によると、このところ村には雨天でも多くの人が訪れ、全紅嬋の家の外でライブ配信するライバーも少なくないそうだ。村への訪問者数は少なくとも1日2000人以上。家の前では人々が順番に撮影を行っている他、これまで一家が会ったことのない「親戚」も祝福に訪れているという。

同メディアはまた、全紅嬋は経済的に厳しい家庭の出身だとし、金メダル獲得後に家や現金などを贈る動きが見られたことを紹介。ただ、父親は「栄誉は娘の栄誉。私が受け取るべきではない」とこれらを受け取らなかったことを明かし、「娘には大学に進学して国のために再び活躍してほしい」との考えを語ったそうだ。

その全紅嬋は9日、自身の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に「私の初めての五輪の旅が終わりました。とてもうれしく、満足しています。お兄さん、お姉さん方のサポートに感謝しています。私は今後も努力を続けます」と感謝の気持ちをつづっている。(翻訳・編集/野谷

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