Record China 2021年8月10日(火) 19時30分
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サムスン電子の李在鎔副会長が13日に仮釈放されることが決まった。資料写真。
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が13日に仮釈放されることが決まった。9日、韓国・朝鮮日報が伝えた。
記事によると、韓国の法務部仮釈放審査委員会は9日、果川の庁舎で「光復節(8月15日)仮釈放」対象者についての審査会議を開き、申請者1057人のうち、李副会長をはじめとする810人の仮釈放を決定したと発表した。仮釈放は13日に実施されるという。
法務部は同日午後6時40分ごろから開かれた記者会見で、「新型コロナウイルスの長期化による国や世界の経済状況を考慮し、李副会長を対象に含めた」とし、「仮釈放は、国民感情や収監中の生活態度など、さまざまな要因を総合的に判断して決定した」と説明。また、「今回の『光復節仮釈放』は、経済不況の克服や感染症のリスクの高い刑務所の過密環境などを考慮し、許可人数を大幅に増やした」とし、「今後も増員を続けるつもり」と語った。
李副会長は今年1月、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の知人に賄賂を提供した罪などで懲役2年6カ月を宣告され、ソウル拘置所に収監されている。7月末の時点で刑期の60%を終えていたため今回の審査対象になったといい、収監生活でも大きな問題を起こすことなく模範囚として過ごしてきたという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「仮釈放ではなく赦免すべき」「遅くなったけど安心した。李舜臣(イ・スンシン)になったつもりでサムスンの経営に専念してほしい」「韓国にいないで米国へ行って来年戻ってくればいい。見たくない顔や会いたくない人は忘れて」「罪もないのに、これまでお疲れ様でした」など、同情や応援の声が多く寄せられている。
また、「李副会長が釈放されたから、次は韓国をめちゃくちゃにした文大統領を収監しよう」「釈放ではなく仮釈放なのは政府の姑息(こそく)な手口。裁判が進行中の別の事件で、いつでもまた逮捕できるからね」など、政府を批判するコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山)
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