アップルを超えた中国シャオミ、今度はサムスンに挑戦状=韓国ネット「サムスンがソニーにやったこと…」

Record China    2021年8月13日(金) 15時30分

拡大

11日、韓国・アジア経済によると、中国スマートフォン大手のXiaomiが、韓国のサムスン電子の新製品発表の前日に大規模なイベントを開いてフラグシップスマートフォンを公開した。写真はMIX4。

2021年8月11日、韓国・アジア経済によると、中国スマートフォン大手のXiaomi(小米科技)が、韓国のサムスン電子の新製品発表の前日に大規模なイベントを開いてフラグシップスマートフォンを公開した。記事は「世界のスマートフォン市場において恐ろしい勢いでサムスンを追撃しているシャオミが、露骨にサムスンをけん制している」と伝えた。

記事によると、シャオミは10日午後7時30分(現地時間)、オンラインイベントで「Xiaomi MIX4」を公開した。2018年10月に公開した「Xiaomi MIX3」以降約3年ぶりとなるフラグシップ製品だ。

価格は4999〜6299元(約8万5400〜10万7600円)で、今月16日に中国での発売が予定されている。最大の特徴は「アンダーディスプレイカメラ(UDC)」が適用されたという点。 UDCは画面にカメラの穴が見えなくなっており、画面を深く掘る「ノッチ」や「パンチホール」に代わる技術と評価されている。ただし技術の実現が難しく、関連技術をめぐるメーカー間の競争が激化しているという。

今回の発表は、翌11日午後11時から開催されるサムスンの新製品発表イベント「Galaxy Unpacked August 2021」の前日に行われたことから、「サムスンをけん制しようとする狙いがある」と記事は指摘している。サムスンは同イベントで折りたたみスマホとしては初となるUDC技術を披露することになっていた。

シャオミは最近、スマートフォン市場での躍進が目覚ましい。市場調査会社カナリスによると、今年4〜6月期のグローバルシェアは17%で米アップル(14%)を上回り、1位のサムスン(19%)との差もわずかだった。また、ストラテジー・アナリティクスの同期間の世界アンドロイド5Gスマートフォン市場シェア調査では1位(25.7%)とだったという。

シャオミのCEOである雷軍氏は「2023年までにサムスンを越えて世界トップのメーカーになる」と公言している。

これを受け、韓国のネット上では「シャオミとGALAXYじゃターゲットの顧客層が異なるから、心配無用」「シャオミは中国内需用でしょ」と楽観視する声が上がる一方で、「シャオミなんか…とたかをくくっていたら1位を奪われるかもしれない。欧米の人々がなぜシャオミ選ぶのか、これがどれほどの脅威なのか考えて動くべき」「いずれにせよ、価格と品質で決まると思う。結果的にサムスンが価格政策に打ち勝つことは難しいだろう」 と警鐘を鳴らす声も。

その他「サムスンファイト!韓国はサムスンにかかってる」「コスパが重要。サムスンも価格を下げてたくさん販売していこう」などサムスンへの応援の声や、「これって数年前にサムスンがソニーに対してやったことと同じじゃない?」「サムスンがアップルに十数年やってることと変わりない」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/松村)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携