アンディ・ラウを盗作の疑いで訴え、「ホワイト・ストーム」が15年前の映画と酷似

anomado    2021年8月12日(木) 23時20分

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映画「ホワイト・ストーム」(掃毒2:天地対決)をプロデュースした俳優アンディ・ラウらを相手に、中国の映画会社が盗作を理由に損害賠償を求める訴えを起こしたことが明らかになった。

映画「ホワイト・ストーム」(掃毒2:天地対決)をプロデュースした俳優アンディ・ラウ(劉徳華)らを相手に、中国の映画会社が盗作を理由に損害賠償を求める訴えを起こしたことが明らかになった。

2019年公開の映画「ホワイト・ストーム」はアンディ・ラウがプロデュース兼主演し、ルイス・クー(古天楽)、カリーナ・ラウ(劉嘉玲)らが出演。中国で興行収入13億元(約221億円)を記録し、同年の香港版アカデミー賞・金像奨で4部門にノミネートされる人気作となった。

このほど中国の映画会社・成都環球博納文化伝媒有限公司の代表で、映画監督の苟鈺生(ゴウ・ユーション)氏が、「ホワイト・ストーム」に盗作の疑いがあると北京知識産権法院(知的財産裁判所)に訴え、民事訴状を受理されたことが10日、明らかになった。

苟氏の訴えによると、「ホワイト・ストーム」の人物構成やストーリーの一部、重要な場面の描写が、同氏が監督兼主演した06年公開の映画「完美情人」(または「春天別恋」)に酷似しているという。「ホワイト・ストーム」プロデューサーのアンディ・ラウをはじめ、制作や配給に関わった6社を相手に訴訟を起こし、9999万9999元(約17億円)の損賠賠償の支払いを求めている。

なお、苟氏によると07年末、アンディ・ラウが設立した映画会社・映芸娯楽有限公司(Focus Film)に向けて、自ら執筆した「劉徳華一起唱歌」という映画の脚本を送ったことがあるという。その後、映芸娯楽が制作に関わり、15年に中華圏で大ヒットした台湾映画「私の少女時代 Our Times」に「劉德華一起唱歌」の内容と酷似する部分があったとしている。こちらについては、過去に映芸娯楽と交わしたメールが証拠の品になるという。(Mathilda

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