Record China 2021年8月19日(木) 20時40分
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誠信女子大学の徐敬徳教授が、東京五輪の男子ロードレース競技において応援に旭日旗が使われていたとして抗議した。写真はIOC本部の隣にあるオリンピック公園 。
旭日旗撲滅キャンペーンを展開している韓国・誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が、東京五輪の自転車競技男子ロードレースにおいて応援に旭日旗が使われていたとして抗議した。8月19日、韓国・東亜日報が報じた。
記事によると徐教授は、あるネットユーザーから情報提供を受け、東京五輪のホームページに掲載されている映像を確認。すると男子ロードレースの競技中に、旭日旗を振りながら応援する観衆の姿が映っていたという。
これを受け、徐教授は国際オリンピック委員会(IOC)にメールを送り、「IOCは平和の象徴である五輪において、戦争犯罪に使用された旭日旗での応援を防げなかったことについて謝罪すべき」と抗議。「今回の件に関する徹底した調査を通じ、再び五輪で旭日旗が使われることのないよう注意してほしい」と訴えた。
抗議のメールはIOCのトーマス・バッハ会長と全世界のIOC委員全員、ジャック・ロゲ前IOC会長など、IOCの名誉会員にも送られたとのこと。記事は、「『オリンピック憲章』の50条2項には、『オリンピックの用地、競技会場、またはその他の区域では、いかなる種類のデモンストレーショ ンも、 あるいは政治的、 宗教的、 人種的プロパガンダも許可されない』と明示されている」と説明している。
徐教授は「24日には東京パラリンピックが始まる。旭日旗を用いた応援が再発しないよう、大韓体育会などの関連機関は細心の注意を払う必要がある」と話しているという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「徐教授、応援しています。ありがとうございます」「われわれも独島で五輪を開こう」「日本は次の五輪に参加させないようにすべき」「IOCは五輪精神など頭になく、金ばかり好む腐った集団」など、教授を応援する声や日本やIOCへの批判のコメントが多く寄せられている。
一方では「この人は日本がいなかったら何をして生活してるんだ?」「他国のことを気にしてる場合じゃない。今韓国は脱原発や不動産の高騰で国民はあり得ないほど苦しんでる」「もううんざりだ」など、批判的な意見も見られた。(翻訳・編集/丸山)
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