Record China 2021年8月23日(月) 12時20分
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19日、韓国・アジア経済は、韓国の研究チームが「100年間にわたり量子力学最大の難題とされてきた、量子の相補性原理を実験的に検証することに成功した」と伝えた。資料写真。
2021年8月19日、韓国・アジア経済は、韓国の研究チームが「100年間にわたり量子力学最大の難題とされてきた、量子の相補性原理を実験的に検証することに成功した」と伝えた。
相補性原理と「粒子と波動の二重性」を厳密に検証するには、粒子性と波動性をそれぞれ測定できる量子力学的複合システムが必要となる。これまでさまざまな複合システムが理論的に提案され、一部は実験まで進んだが、完璧な検証に至る装置はなかったという。基礎科学研究院(IBS)によると、チョ・ミンヘン分光学及び動力学研究団長とユ・テヒョン研究委員の研究チームが「新たな実験システムを開発し、この限界を突破した」という。
研究チームは実験を通じ、量子物体の粒子性と波動性の相関性だけでなく、双方に定量的関係が存在することを証明した。これは、デンマークの物理学者ニールス・ボーアの「粒子性と波動性は相互に排他的で、一つの測定装置では一つの性質しか分からない」という理論とは異なるという。相補性の原理が初めて提案されて以来、約100年を経て、「相補性の定量的関係を測定してみせた」「アインシュタインも理解できなかった秘密を韓国人科学者が解いた」と記事は評価している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「この実験がきちんと検証されたら、ノーベル賞ものじゃない?」「ノーベル賞に推薦します」「よく分からないが、すごいことらしい」「ついにノーベル物理学賞をもらえるのか?」と、ノーベル賞受賞を期待する声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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