日本や中国のキムチと区別したかったはずじゃ…?中国語訳普及せず、従来の名称に戻される―韓国

Record China    2014年5月15日(木) 18時24分

拡大

15日、韓国は昨年11月にキムチの中国語名を「辛奇」に改めたが、中国ではそれほど広まっていない。韓国国立国語院が14日に発表した韓国料理の外国語名リストには、キムチの中国語名として「辛奇」ではなく従来の「泡菜」が掲載された。

(1 / 2 枚)

2014年5月15日、新快報によると、韓国は日本や中国のキムチと区別するため、昨年11月にキムチの中国語訳を「辛奇(シンチー)」に改めたが、中国では半年が経過した今でもそれほど広まっていない。このような現状から、韓国国立国語院が今月14日に発表した韓国料理の外国語訳には、キムチの中国語訳として「辛奇」ではなく従来の「泡菜」が掲載された。韓国のキムチは「キムジャン(キムチ作りの文化)」として昨年12月にユネスコ無形文化遺産入りを果たしている。

その他の写真

韓国・聯合ニュースによると、同機関は韓国料理店でメニューの外国語訳が混乱している現状を受け、200種類の韓国料理の日・中・英訳を発表。外国語訳はその国の言語に最大限変換されているが、一般的に韓国語の発音で呼ばれている韓国料理はそのままその名称が使用されている。例えば、韓国海苔巻き「キムパプ」は英語でも同じ発音の「gimbap」、中国では「紫菜巻飯」という名称が使用された。キムチの中国語訳に関しては、「辛奇」が中国で広まるかどうかまだ検証が必要なため、ひとまず中国で一般的な「泡菜」が残されることとなった。

韓国国立国語院の関係者は、「これまでは原語の発音に従わないでたらめな翻訳が多く、ネット上で笑いの種になったこともある。そのため、公式な翻訳基準を決める必要があった」と説明した。(翻訳・編集/藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携