チャン・ジャーハン「親日騒動」の影響か?女優ヴィッキー・チャオの名前が出演作から消える

anomado    2021年8月27日(金) 9時30分

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中国の女優ヴィッキー・チャオの名前が、動画配信サービスにある出演作品のキャスト名から次々と削除されていることが分かり、俳優チャン・ジャーハンの騒動とのつながりが疑われている。

中国の女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)の名前が、動画配信サービスにある出演作品のキャスト名から次々と削除されていることが分かり、俳優チャン・ジャーハン張哲瀚)の騒動とのつながりが疑われている。

ドラマ「還珠姫 ~プリンセスのつくりかた~」や映画「画皮 あやかしの恋」など、動画配信されている代表的な出演作から、ヴィッキー・チャオの名前が消えていることが分かったのは26日のこと。また同日夜には、中国版ツイッター・新浪微博(ウェイボー)で、ファンのコミュニティーとなる「超話」(スーパートピックス)から、ヴィッキー・チャオのトークルームが全削除されていることも分かった。

この事態について中国メディアでは、3つの理由を報道している。1つ目は、ヴィッキー・チャオが設立した芸能事務所に所属する俳優チャン・ジャーハンの「親日騒動」の影響。今年、ドラマ「山河令」でブレークしたチャン・ジャーハンが、過去に乃木神社で友人の結婚式に参加していたことや、靖国神社を訪れていたことが分かり、封殺の対象となったもの。今月15日の「日本投降76周年」で、ヴィッキー・チャオはウェイボーに愛国メッセージを投稿したが、「(チャン・ジャーハンと)同類だ」という批判コメントに5万4000件の「いいね」が集まっていた。

2つ目はヴィッキー・チャオ自身が過去に起こした「旭日旗事件」が、チャン・ジャーハンの一件によって再びクローズアップされたことによるもの。2001年、人気ファッション誌のグラビアで旭日旗をデザインした服を着ていると中国メディアが報じ、ヴィッキー・チャオは世間から猛バッシングを浴び、活動が困難な状態に追い込まれた。

3つ目は2017年に発生した、タックスヘイブン(租税回避地)の利用を暴いた「パラダイス文書」に端を発する騒動。ヴィッキー・チャオはペーパーカンパニーで上場企業を買収しようとしたとして、中国当局から向こう5年間の投資活動を禁止されている。

報道のように過去の騒動まで蒸し返されたのが理由であれば、「やりすぎ」との声がネットでは上がっている。このほか、「本当の理由が分からず気味が悪い」「何か大きな事態が起こる前触れではないか?」と疑問を抱く人々からの声も多く上がっている。(Mathilda

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