2014年5月15日、韓国・中央日報によると、旅客船「セウォル号」沈没事故で、韓国大統領府ウェブサイトの掲示板に、教師43人が「朴槿恵（パク・クネ）大統領の辞任を求める呼びかけ」と題する文章を発表して波紋を呼んでいる。韓国教育省は教師らの行為が「国家公務員法違反にあたる」として調査している。環球時報（電子版）が伝えた。

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文章は「国家の災難時は国民すべてが協力し、ともに問題を克服しなければならない。しかし朴政権は一貫して軍事独裁政策を継続。政府が簡単に世論やメディアを操れると思わせ、国民を愚弄した。国民の言論の自由を犯した」と主張。セウォル号事故後、朴大統領が船長の行為を「殺人に等しい」と糾弾したことは、責任の所在を操作する意図があるとした。

文章はすぐに大きな反響を呼んだため、韓国教育省は全国の自治体に対し「国家公務員法違反にあたるため、厳しく処罰する」よう求めたという。（翻訳・編集/AA）