Record China 2021年8月31日(火) 10時20分
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30日、韓国・スポーツ朝鮮は「東京パラリンピックで三つの太極旗が並んで掲揚され、初めて愛国歌が鳴り響いた」と伝えた。写真は韓国国旗。
2021年8月30日、韓国・スポーツ朝鮮は「東京パラリンピックで三つの太極旗(韓国国旗)が並んで掲揚され、初めて愛国歌(韓国国歌)が鳴り響いた」と伝えた。
東京パラリンピックは30日、卓球男子シングルス(車いす1)が行われ、チュ・ヨンデ(48)、キム・ヒョンウク(26)、ナム・ギウォン(55)が金メダル、銀メダル、銅メダルを獲得し、表彰台に並び立った。決勝はチュとキムの韓国対決となったが、チュが勝利を収め、韓国勢今大会初の金メダルを獲得した。
チュは2016年のリオ大会では銀メダルを獲得しており、5年を経て悲願を達成。「リオ大会でできなかったことなのでうれしい。『愛国歌』を一緒に歌っている時、ぐっときた。三つの太極旗が揚がっていくのを見て、本当に気分が良く、込み上げるものがあった」とコメントしている。また「ヒョンウクは私よりも緊張していたせいで負けたのでは」と、自身に敗れた後輩を気遣ったという。
ナムは「三つの太極旗が並んでいるのを見て胸がいっぱいになった。自分も満たされた思いだ」と喜びを語り、「もし自分が金メダルを取っていたら、大泣きしたと思う」と笑った。パラリンピック初出場で銀メダルに輝いたキムも「みんなメダルの色は違うが、一緒に笑えて本当にうれしい」「次はもっとしっかり準備して、メダルの色を変えたい」と次回大会への意気込みを示した。
3人は「みんなでメダルを取ろうと話していたが、実現できた」「太極旗を三つ掲げることが3人の願いだった」とも語ったという。
パラリンピック卓球は、1972年ハイデルベルク大会でソン・シンナムが韓国初の金メダルを獲得。イ・ヘゴンが88年ソウル大会から2008年北京大会まで6大会連続でメダルを獲得し「レジェンド」と称されるなど、韓国は特に男子シングルス(車いす1)で強さを発揮してきたが、金銀銅のメダルを独占したのはこれが初めてだという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「おめでとう。金銀銅全て獲得だ」「最高だよ」「涙が出た」「すばらしい業績だ」「韓国選手団を誇りに思います」「限界に打ち勝った選手たち!。誇らしい」「(太極旗が並んだ)写真がすばらしい(涙)」「試合の中継を見てたよ。何だかぐっときた」「おめでとうございます。韓国最高」など、喜びの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)
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